ラベプラゾールNaの効果と副作用

ラベプラゾールNaは1997年から発売されている「パリエット」というお薬のジェネリック医薬品になります。胃酸の分泌を抑えるお薬で、「プロトンポンプ阻害薬(PPI)」という種類の胃薬になります。

プロトンポンプというものをブロックすることで胃酸を抑えてくれるはたらきを持ち、胃炎・胃潰瘍の治療に使われる他、ピロリ菌(H.pylori)の除菌にも役立ちます。

ラベプラゾールNaはどのようなお薬で、どんな患者さんに向いているのでしょうか。ラベプラゾールNaの効果や特徴についてみていきましょう。

スポンサーリンク

1.ラベプラゾールNaの特徴

まずはラベプラゾールNaの特徴について、かんたんに紹介します。

ラベプラゾールNaは 胃酸の分泌を抑えるお薬になります。

ラベプラゾールNaは 胃酸を分泌する「プロトンポンプ」のはたらきをブロックする作用を持つため、「プロトンポンプ阻害薬」とも呼ばれています。

プロトンポンプ阻害薬には胃酸の分泌を強力に抑える作用を持ちます。そのため現在の胃潰瘍・十二指腸潰瘍の治療においてまず用いられる第一選択のお薬となります。

デメリットとしては、

  • 効果発現までにやや時間がかかること
  • 夜間の胃酸分泌抑制効果が弱い事
  • 投与日数の制限があること

などがあります。

一方で、胃酸の分泌を抑えるお薬にはH2ブロッカーと呼ばれるものもあります。H2ブロッカーは胃酸を抑える強さはPPIにはかなわないものの、即効性・夜間の効きなどはPPIよりも優れ、また投与日数制限もないというメリットがあります。

状況によってはPPIとH2ブロッカーが使い分けられていますが、全体的な効果としてはH2ブロッカーの方が弱めであるため、胃潰瘍の治療などにはまずはPPIから用いることが一般的です。

また近年では「カリウムイオン競合型アシッドブロッカー(P-CAB)」と呼ばれる、新しいタイプのPPIも登場しています(タケキャブ参照)。このPPIは即効性、持続性があり、効きの個人差も少ないと考えられており、ラベプラゾールNaなどの従来のPPIの弱点を補ったPPIとして注目されています。

プロトンポンプ阻害薬は、

  • オメプラール(オメプラゾール)1991年発売
  • タケプロン(ランソプラゾール)1992年発売
  • パリエット(ラベプラゾールNa)1997年発売
  • ネキシウム(エソメプラゾール)2011年発売
  • タケキャブ(ボノプラザン)2014年発売

があり、新しいものほど改良されて効果も高くなっている印象があります。

ラベプラゾールNaは副作用の頻度自体は少なくありませんが、ほとんどが便秘などの軽めの副作用であり、安全性も高いと考えられています。

またラベプラゾールはジェネリック医薬品であり薬価が安いのもメリットです。PPIは薬価が高いものも多いため、ジェネリックを選択すると経済的負担が大分減ります。

以上からラベプラゾールNaの特徴として次のようなことが挙げられます。

【ラベプラゾールNaの特徴】

・強力な胃酸分泌抑制効果
・効くまでにやや時間がかかる
・主に日中の胃酸の分泌抑制に効果的で夜間は効果が弱い
・投与制限がある事が多い
・ジェネリック医薬品であり薬価が安い

2.ラベプラゾールNaはどんな疾患に用いるのか

ラベプラゾールNaはどのような疾患に用いられるのでしょうか。添付文書には、次のように記載されています。

【効能又は効果】

<ラベプラゾールNa錠10mg>

○胃潰瘍、十二指腸潰瘍、吻合部潰瘍、逆流性食道炎、Zollinger-Ellison症候群、非びらん性胃食道逆流症

○胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃MALTリンパ腫、特発性血小板減少性紫斑病、早期胃癌に対する内視鏡的治療後胃、ヘリコバクター・ピロリ感染胃炎におけるヘリコバクター・ピロリの除菌の補助

<ラベプラゾールNa錠20mg>

○胃潰瘍、十二指腸潰瘍、吻合部潰瘍、逆流性食道炎、Zollinger-Ellison症候群

難しく書かれているため分かりにくいのですが、ラベプラゾールNaを用いるのは、主に胃潰瘍・逆流性食道炎の治療とピロリ菌の除菌になります。

胃に潰瘍が生じていると、本来であれば胃に入ってきたばい菌をやっつけるために分泌されている胃酸が、潰瘍部を刺激してしまい、傷の治りが遅くなってしまいます。

このような場合は、胃酸の分泌を弱めてあげた方が潰瘍は早く治ります。

Zollinger-Ellison症候群は難しい名前の病気ですが、ガストリンというホルモンを分泌する腫瘍が出来てしまう疾患です。ガストリンも胃酸を分泌させるはたらきがあるため、胃酸の分泌を抑えるPPIは効果を示します。ただし腫瘍ですので原則は手術になります。

ラベプラゾールNaのような胃酸の分泌を抑えるようなお薬は、ピロリ菌の除菌に用いられることもあります。ラベプラゾールNaは胃酸の分泌を抑えるだけでピロリ菌をやっつける作用はないため、通常はラベプラゾールNaと抗生物質を併用した治療が行われます。

ラベプラゾールNaは胃内の酸性度を下げることによって、抗生物質がよりしっかりと胃内でピロリ菌に対する殺菌効果を発揮できるように補助するはたらきがあると考えられています。

ラベプラゾールNaはジェネリックであるため有効性についての詳しい調査は行われていませんが、先発品の「パリエット」による内視鏡治癒率(内視鏡で治癒が確認された率)は、

  • 胃潰瘍への有効率は92.54%
  • 十二指腸潰瘍への有効率は95.22%
  • 吻合部潰瘍への有効率は86.67%
  • 逆流性食道炎への有効率は78.53%
  • Zollinger-Ellison症候群への有効率は100%

と報告されており、ラベプラゾールNaも同程度の効果があると考えられます。

また胃潰瘍を生じる可能性がある薬物(アスピリン、NSAIDs(非ステロイド性消炎鎮痛剤)など)を長期服用している方が、胃潰瘍を起こさないために予防的に投与することもあります。

これも先発品のパリエットでは効果が報告されています。アスピリンにテプレノン(商品名:セルベックス)という胃薬を併用した場合、胃潰瘍・十二指腸潰瘍の発生率が21.7%であったのに対し、アスピリンにパリエットを併用した場合、潰瘍発生率はパリエット10mg服薬では1.4%まで低下しており、パリエットラベプラゾールNaの有効性が示されています。

ピロリ菌の除菌に対しても、

  • ヘリコバクター・ピロリ菌除去への有効率は85.7%
    (ラベプラゾールNa10mg/日、アモキシシリン750mg/日、クラリスロマイシン200mg/日の併用で7日間投与して)

と報告されており、高い効果を示します。

スポンサーリンク

3.ラベプラゾールNaにはどのような作用があるのか

ラベプラゾールNaは主に胃酸の分泌を抑えることで胃を守る作用があります。これはどのような作用機序になっているのでしょうか。ラベプラゾールNaの主な作用について詳しく紹介します。

Ⅰ.胃酸の分泌抑制作用

ラベプラゾールNaはプロトンポンプ阻害薬に属するお薬で、プロトンポンプという胃酸を分泌するポンプのはたらきをブロックするはたらきがあります。

ラベプラゾールNaをはじめとしたプロトンポンプ阻害薬(PPI)は、胃薬なのに胃内で胃酸に触れると失活(作用が無くなってしまう)というちょっと困った特徴があります。

そのためPPIは胃では溶けず、腸で溶けて体内に吸収されるように作られています。これを専門的には「腸溶錠」と呼びます。PPIは基本的に全て腸溶錠になっています。

腸から吸収されたラベプラゾールNaは、胃のプロトンポンプに結合し、プロトンポンプをはたらかせる酵素である「H+,K+-ATPase」の作用をブロックすることで胃酸を分泌させないようにするのです。

酸を分泌する「プロトンポンプ」に直接作用するため、その効果は強力です。しかし腸で吸収されてそこから胃に到達しやっと効果を発揮するため、即効性にはやや欠け、効果を得るまでに時間がかかるという欠点があります。

Ⅱ.ヘリコバクター・ピロリ菌の除去の補助

ヘリコバクター・ピロリ菌(通称ピロリ菌)は、胃に存在する細菌で、様々な胃疾患の原因となります。

胃は胃酸で酸性に保たれているため(pH1~2)、普通の細菌は胃内で生きる事は出来ません。しかしピロリ菌はウレアーゼという酵素を分泌する事によって胃内で生存できてしまうのです。

ウレア―ゼは尿素からアンモニアを作り出す酵素です。アンモニアはアルカリ性ですので、胃酸を中和するはたらきがあるのです。

ピロリ菌は、

  • 胃炎
  • 胃潰瘍、十二指腸潰瘍
  • 胃がん
  • 胃MALTリンパ腫
  • 特発性血小板減少性紫斑病

など様々な疾患の原因となります。そのためピロリ菌の感染が分かったら、除菌を行う必要があります。

除菌は抗生剤(細菌をやっつけるお薬)によって行われますが、胃内の除菌を行う際は、胃内のpHを下げ、なるべく酸性度を弱めた方が除菌効率が高くなる事が分かっています。

そのため、ピロリ菌の除菌を行う際は抗生剤投与に加えて、胃酸の分泌を抑えるPPIが用いられます。

実際、抗生剤にPPIを併用する事でピロリ菌の除菌率が高まる事が確認されており、現在ピロリ菌の除菌にはラベプラゾールNaのようなPPIが必ず併用されます。

4.ラベプラゾールNaの副作用

ラベプラゾールNaはジェネリック医薬品であるため副作用発生率の詳しい調査は行われてません。しかし先発品の「パリエット」において、副作用発生率は4.3~12.1%(ピロリ菌除菌の補助に用いた際は40.35%)前後と報告されており、ラベプラゾールも同程度だと考えられます。

生じうる副作用の多くは、

  • 下痢、軟便
  • 便秘
  • 味覚異常
  • 発疹

などで重篤なものではありません。全体的な安全性は高いと考えてよいでしょう。

また検査値異常として、

  • 肝機能障害(AST、ALT、ɤGTP等の上昇)

などが報告されています。長期的にラベプラゾールNaを使用する場合は、定期的に血液検査等を行うのが望ましいと言えます。

稀ですが重篤な副作用の報告もあり、

  • ショック、アナフィラキシー
  • 汎血球減少症、無顆粒球症、溶血性貧血、 血小板減少
  • 劇症肝炎、肝機能障害、黄疸
  • 間質性肺炎
  • 中毒性表皮壊死融解症(TEN)、皮膚粘膜眼症候群(SJS)
  • 間質性腎炎、急性腎不全
  • 低ナトリウム血症
  • 横紋筋融解症

またラベプラゾールNa以外の類薬(オメプラール)にて

  • 視力障害
  • 錯乱状態

が報告されています。これらは臨床で見かける事は滅多にありませんが、一応の注意は必要です。

スポンサーリンク

5.ラベプラゾールNaの用法・用量と剤形

ラベプラゾールNaは、

ラベプラゾールNa錠 10mg
ラベプラゾールNa錠 20mg

の2剤型があります。

ラベプラゾールNaの使い方は、用いる疾患によって異なってきます。

【胃潰瘍、吻合部潰瘍、十二指腸潰瘍、Zollinger-Ellison症候群】
通常成人には1回10mgを1日1回経口投与するが、病状により1回20mgを1日1回経口投与することができる。なお、通常、胃潰瘍、吻合部潰瘍では8週間まで、十二指腸潰瘍では6週間までの投与とする。

【逆流性食道炎】
通常成人には1回10mgを1日1回経口投与するが、病状により1回20mgを1日1回経口投与することができる。なお、通常、8週間までの投与とする。また、プロトンポンプインヒビターによる治療で効果不十分な場合、1回10mg又は1回20mgを1日2回、さらに8週間経口投与することができる。ただし、1回20mg1日2回投与は重度の粘膜傷害を有する場合に限る。

再発・再燃を繰り返す逆流性食道炎の維持療法においては、通常、成人には1回10mgを1日1回経口投与する。

【非びらん性胃食道逆流症】
通常成人には1回10mgを1日1回経口投与する。なお、通常4週間までの投与とする。

【ヘリコバクター・ピロリの除菌の補助】
通常、成人には1回10mg、アモキシシリン水和物として1回750mg(力価)及びクラリスロマイシンとして1回200mg(力価)の3剤を同時に1日2回、7日間経口投与する。なお、クラリスロマイシンは、必要に応じて適宜増量することができる。ただし、1回400mg(力価)1日2回を上限とする。

プロトンポンプインヒビター、アモキシシリン水和物及びクラリスロマイシンの3剤投与によるヘリコバクター・ピロリの除菌治療が不成功の場合は、これに代わる治療として、通常、成人には1回10mg、アモキシシリン水和物として1回750mg(力価)及びメトロニダゾールとして1回250mgの3剤を同時に1日2回、7日間経口投与する。

となっています。

他のPPIでも同じですが、投与日数に上限がある使い方が多いため、注意が必要です。

6.H2ブロッカーとPPIの違い

ラベプラゾールNaはPPI(プロトンポンプ阻害薬)に属しますが、同じように胃酸の分泌を抑えるものとしてH2ブロッカーもあります。

「H2ブロッカーとPPIはどのような違いがあるのか」というのは、患者さんからも多い質問です。

H2ブロッカーは胃壁のヒスタミン2(H2)受容体をブロックすることで、胃酸の分泌を抑制するはたらきを持つお薬です。代表的なものに、「ガスター(一般名:ファモチジン)」「プロテカジン(一般名:ラフチジン)」「ザンタック(一般名:ラニチジン)」などがあります。

一方でPPIは、プロトンポンプという胃酸を分泌するポンプを直接ブロックすることで、胃酸の分泌を抑制するはたらきを持ちます。

この2つはどう違うのでしょうか。

まず強さとしては、PPIの方が強力です。その理由はPPIの方が胃酸を分泌する部位であるプロトンポンプを直接的にブロックするためです。一方でH2ブロッカーはH2受容体をブロックすることにより、間接的に胃酸の分泌を抑えるため、その強さはPPIよりは弱くなります。

そのため、急性期の胃潰瘍などではまずはPPIを使うことが多くなっています。

しかし即効性で言えば、H2ブロッカーの方が速く効きます。おおよそですが、H2ブロッカーは効くまでに約2~3時間、PPIは約5~6時間ほどと言われています。

また効く時間帯にも特徴があり、PPIは主に日中の胃酸分泌を強く抑え、H2ブロッカーは主に夜間の胃酸分泌を強く抑えると言われています。

保険的な話になってしまうのですが、PPIは投与制限がかけられているものも多く(4週間までしか投与してはいけませんよ、など)、長くは使えないものも少なくありません。一方でH2ブロッカーは投与制限のない使い方がほとんどです。

そのため胃潰瘍の治療では、まずは効果の高いPPIから初めて、保険が通らなくなる時期が来たらH2ブロッカーに切り替えるというのが良く行われている方法になります。

7.ラベプラゾールNaが向いている人は?

以上から考えて、ラベプラゾールNaが向いている人はどんな人なのかを考えてみましょう。

ラベプラゾールNaの特徴をおさらいすると、

・強力な胃酸分泌抑制効果
・効くまでにやや時間がかかる
・主に日中の胃酸の分泌抑制に効果的で夜間は効果が弱い
・投与制限がある事が多い
・ジェネリック医薬品であり薬価が安い

というものでした。

ラベプラゾールNaは代表的なPPIの1つで、胃潰瘍・逆流性食道炎などを始め、ピロリ菌の除菌にも良く用いられています。

強力に胃酸の分泌を抑えてくれるラベプラゾールNaは、症状がひどい急性期にまず用いるお薬として向いています。一方で、効果発現までにやや時間がかかること、夜間の効果が不十分であることから、即効性が欲しい時や夜間の酸を抑えたい時にはH2ブロッカーを用いた方が良い場合もあります。

またラベプラゾールNaをはじめとしたPPIには投与制限があるものも多いため、漫然と用いることはできません。適切な時期が来たら服薬終了するか、H2ブロッカーに切り替えるなどが必要になります。

ラベプラゾールはジェネリックであるのも大きなメリットです。2016年現在、ラベプラゾールの薬価は先発品の「パリエット」と比べて約4~6割程度の薬価となっています。PPIは薬価の高いお薬であるため、それがこれだけ安くなるという事は経済的に大きく異なります。

8.先発品と後発品は本当に効果は同じなのか?

ラベプラゾールNaは「パリエット」というお薬のジェネリック医薬品になります。

ジェネリックは薬価も安く、剤型も工夫されているものが多く患者さんにとってメリットが多いように見えます。

しかし「安いという事は品質に問題があるのではないか」「やはり正規品の方が安心なのではないか」とジェネリックへの切り替えを心配される方もいらっしゃるのではないでしょうか。

同じ商品で価格が高いものと安いものがあると、つい私たちは「安い方には何か問題があるのではないか」と考えてしまうものです。

ジェネリックは、先発品と比べて本当に遜色はないのでしょうか。

結論から言ってしまうと、先発品とジェネリックはほぼ同じ効果・効能だと考えて問題ありません。

ジェネリックを発売するに当たっては「これは先発品と同じような効果があるお薬です」という根拠を証明した試験を行わないといけません(生物学的同等性試験)。

発売したいジェネリック医薬品の詳細説明や試験結果を厚生労働省に提出し、許可をもらわないと発売はできないのです、

ここから考えると、先発品とジェネリックはおおよそ同じような作用を持つと考えられます。明らかに効果に差があれば、厚生労働省が許可を出すはずがないからです。

しかし先発品とジェネリックは多少の違いもあります。ジェネリックを販売する製薬会社は、先発品にはないメリットを付加して患者さんに自分の会社の薬を選んでもらえるように工夫をしています。例えば飲み心地を工夫して添加物を先発品と変えることもあります。

これによって患者さんによっては多少の効果の違いを感じてしまうことはあります。この多少の違いが人によっては大きく感じられることもあるため、ジェネリックに変えてから調子が悪いという方は先発品に戻すのも1つの方法になります。

では先発品とジェネリックは同じ効果・効能なのに、なぜジェネリックの方が安くなるのでしょうか。これを「先発品より品質が悪いから」と誤解している方がいますが、これは誤りです。

先発品は、そのお薬を始めて発売するわけですから実は発売までに莫大な費用が掛かっています。有効成分を探す開発費用、そしてそこから動物実験やヒトにおける臨床試験などで効果を確認するための研究費用など、お薬を1つ作るのには実は莫大な費用がかかるのです(製薬会社さんに聞いたところ、数百億という規模のお金がかかるそうです)。

しかしジェネリックは、発売に当たって先ほども説明した「生物学的同等性試験」はしますが、有効成分を改めて探す必要もありませんし、先発品がすでにしている研究においては重複して何度も同じ試験をやる必要はありません。

先発品と後発品は研究・開発費に雲泥の差があるのです。そしてそれが薬価の差になっているのです。

つまりジェネリック医薬品の薬価は莫大な研究開発費がかかっていない分が差し引かれており先発品よりも安くなっているということで、決して品質の差が薬価の差になっているわけではありません。

スポンサーリンク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
こちらの記事も是非ご覧下さい