アボコート軟膏と同じような市販薬はあるのか

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3.アボコートと似た作用のある市販薬

では具体的にアボコートと同じ強さの、市販のステロイド外用剤にはどのようなものがあるのでしょうか。

まず忘れないでいただきたいのが、アボコートの塗布が必要な皮膚状態である場合は、安易に市販薬で解決しようとせず、何とか時間を作って皮膚科を受診する事がもっとも良い方法です。

一方でなかなか病院を受診する時間が取れず、かつ「アボコートの塗布で治療できる皮膚状態」と判断できる場合は、市販薬のステロイドを購入するのも一手にはなります。

では、市販薬の中でアボコートと似た作用が期待できる市販薬にはどのようなものがあるでしょうか。代表的なものをいくつか紹介します。

Ⅰ.ヒドロコルチゾン酪酸エステル

「ヒドロコルチゾン酪酸エステル」というステロイドを含む市販薬に「ロコダイン」があります。このヒドロコルチゾン酪酸エステルはアボコートに含まれている主成分と同じになります。

ただしロコダインとアボコートではヒドロコルチゾン酪酸エステルの含有濃度が異なる点には注意が必要です。

アボコートは10g中に100mgのステロイドが含有されています(0.1%)。一方でロコダインは10g中に50mgのステロイドが含有されています(0.05%)。

ロコダインはアボコートと同じ成分からなるものの、アボコートの半分しかステロイドが含まれておらず、効果はアボコートよりも「弱い」と考えておいた方がいいでしょう。

Ⅱ.プレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステル

「プレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステル」というステロイドを含む市販薬に「リビメックスコーワ」があります。

プレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステルは「リドメックスコーワ」という処方薬に含まれているステロイドと主成分と同じになります。

Ⅲ群に属するステロイドですが、プレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステルはⅢ群の中でも弱いお薬で、Ⅳ群に位置付けられる事もあり、Ⅲ群とⅣ群の間くらいのイメージの強さです。

アボコートよりは強いのですが、このリビメックスも処方薬のリドメックスの半分のステロイド含有量になります(リドメックスが0.3%であるのに対して、リビメックスが0.15%)

Ⅲ.ベタメタゾン吉草酸エステル

「ベタメタゾン吉草酸エステル」というステロイドを含む市販薬に「ベトネベート」があります。

ベタメタゾン吉草酸エステルはⅢ群に属するステロイドで、処方薬としては「リンデロンV」というステロイドに含まれています。

アボコートよりも一段階強いステロイドになり、市販されているステロイドの中でももっとも強いものになります。

しっかりと炎症を抑えてくれますが、一方で安易に使用を続けるのは危険であるため、ベトネベートを一定期間(1週間程度)使っても効果が得られない時は、何としてでも時間を作って皮膚科を受診する事をお勧めします。

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4.皮膚トラブルは医師に相談しましょう

アボコートと全く同じ強さのステロイド外用剤は市販薬にはありませんが、似たような強さのステロイド外用剤であればドラッグストアなどで簡単に購入する事が出来ます。

忙しくてなかなか病院を受診できない方は、「似たようなものを自分で買ってしまおう」と考えられる事もあるでしょう。

しかしもし少しでも時間に余裕があるのであれば、やはり出来る限り皮膚科医の診察を受けて、自分に最適なお薬を処方してもらって欲しいと考えます。

受診して処方してもらうとなると、市販薬ではなく処方薬になるため、欲しいと言えば処方してもらえるものではなく、医師が治療に必要と判断しなければ処方してもらえません。しかし、本当にアボコートが必要な状態なのであれば、病院を受診して医師に処方してもらった方が安価ですし、何よりも正しい診断に基づいた正しい治療を行えます。

お忙しい方は、なかなか受診する時間が取れない事もあり、つい「市販薬で何とかならないかな」と考えてしまいます。しかし皮膚のトラブルで悩んでいるのであれば自分の不正確な診断で市販薬を塗るのではなく、出来るだけ時間を作って皮膚科を受診するようにしましょう。

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